サリバン先生から学ぶ。
ヘレン・ケラーの家庭教師として有名な
サリバン先生。
子どもの頃にヘレン・ケラーの伝記は読んだことはあったものの、
サリバン先生については、
『 聴力、視力、言葉を失い、話すことさえ出来ないヘレン・ケラーを、大学進学できるまでに導いた人。
そのおかげでヘレンは、 三重苦の障害を克服し、障害者の教育・福祉の発展に尽くすことができた。』
ということくらいしか知りませんでした。
(←結局ヘレン・ケラー中心💦)
たまたま子どもの教科書に、
サリバン先生のことが載っていたので読んでみました。
なんと、サリバン先生自身も、
病気で失明したことがあったのです!!
(←知らなかったのは私だけ?)
また、母親と弟も亡くして、
鬱状態になったこともあったそうです。
しかし盲学校に在学中、
手術で再び視力を取り戻すことができたそうです。
(それでも光には弱く、常にサングラスはかけていたのだそう)
このことで彼女は、目が見えることのありがたさと素晴らしさを感じ、
将来は目の不自由な人たちのために役立ちたいと決意した…
ということでした。
サリバン先生は、
本当にたくさんの挫折や苦労を乗り越えてきた方だったのですね!
それは、サリバン先生の
こんな言葉からもわかります。
「どんなささやかな成功も、他人の目には触れない挫折や苦難の道を経ているものなの。」
「失敗したら初めからやり直せばいいの。そのたびに、あなたは強くなれるのだから。」
実はサリバン先生は、教員資格は持っていませんでした。
そんなサリバン先生がヘレンに厳しく教える様子を見た周りの人たちは、陰口を言うこともありました。
それでもヘレンを愛し、
ヘレンや周りの人たちに自分の考えが理解してもらえることを信じて、
根気強く心をこめてヘレンに尽くしました。
後にヘレン・ケラーが大学から名誉博士号を授与されると、
サリバン先生も同じ学位を授与されたそうです。
子育てをしていて、
・忍耐強く根気よく待つ
・心をこめて愛を持って接する
・信頼する
・希望と勇気を持つ
などなど……
私はどこまでできているだろう・・・。
わかっていても、
常に…は、できてないなぁ・・・。
自分の子どもを育てていても
イライラしたり疲れたりしてしまうこともあるのに、
サリバン先生は家庭教師でここまでできるなんて、本当にスゴすぎる!!
まさにミラクルワーカーですね✨
( ヘレン・ケラーとサリバン先生を描いた戯曲『奇跡の人(The Miracle Worker)」』より)
サリバン先生の、
『ヘレン・ケラーはどう教育されたか─サリバン先生の記録』
という本が出ているので
読んでみたいと思います!!
まだまだたくさんのことが
サリバン先生から学べそうです。
私もまだまだ学びの途中ですから・・・
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最後までお読みいただき、
ありがとうございました☺✨