励ましたり、見守ったり。
『応援』には、
「頑張れ!」などの声援を送る方法や、
見守る方法などがあります。
「頑張れ」「頑張って」「まだまだいけるよー」などと言われることで、
普段以上の力が発揮できる時もあれば、
プレッシャーになって苦しくなってしまうこともあります。
また、そっと見守ることで応援するのは、
相手を信用信頼しているからできることですが、
見守られている方は、そんな風に応援されているということに気づかないこともあります。
相手によって、また、時と場合によって、
応援の方法を選ばなければなりません!!
さて、みなさんは、
実在した福の神『仙臺四郎』(仙台四郎)をご存じですか?
仙台市内の多くのお店には、商売繁盛の神様として、仙臺四郎の置物や色紙が飾ってあります。
江戸時代末期に仙台で生まれた四郎は、知的障害を持っており(生まれながらという説と、子どもの頃に事故に遭ってからという説があります)、ほとんど話すことができなかったそうです。
そのため、「四郎馬鹿(シロバカ)」と呼ばれて陰口を叩かれることもありましたが、
純粋で、子どもが好きで、いつもニコニコ機嫌よく笑っていたので、
多くの人からは好かれていたようです。
四郎は毎日、町を気ままに歩き回っていました。
そして、ふらりと立ち寄る店は、必ず商売繁盛し、彼に抱かれた子供は丈夫に育つと評判になり、彼は当時からとても人気者だったようです。
四郎が立ち寄る店はことごとく繁盛したことから「福の神」と呼ばれ、どこでも無料でもてなされたとされています。
しかし、実際には家人が後に支払いに回っていたこともあったのだそう。
↑
ココ!
これって、四郎のことを見守っていたということですよね!?
四郎がふらりと店に入ってごちそうになる→見守って応援→食べたものを支払いにいく→そのお店は繁盛する→「福の神」と呼ばれる→ふらりと店に入る→見守る→支払いにいく→お店が繁盛→「福の神」と呼ばれる・・・
四郎の場合は、
見守って応援されることで「福の神」と呼ばれるようになり、
たくさんの人たちに愛されるようになったのだと思うんです。
子どもに苦手なことがあったり、個性が強すぎたりしても、問題のない部分を増やして愛されキャラになれば、問題のある部分は目立たなくなるものです。
お母さんは、お子さんの愛されキャラを育むためのプロデューサーであり、応援団長です!
時には「頑張れ」と励まし、
時には見守る。
いつも頑張っている子どもたちが素敵な大人になれるように、
これからも子どもたちを応援していきましょう!
『お母さんのためのこころケアサロン ママの笑顔』では、
そんなお母さん方を応援しています!
『お母さんのためのこころケアサロン
ママの笑顔』ホームページはこちら→
ちなみに四郎は、気に入らない店には誘われても決して行かなかったそうです。
自分を本当に歓迎してくれているか、
そうでないかを見分けていたようで、
本当に歓迎してくれている店は繁盛したのだそうです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました☺✨